ふたばの芽〜自然との付き合い

皆さんは自然は好きですか?

私はあまり好きではありませんでした。田舎より都会に憧れます。
自然が好きではない理由は虫が苦手だからというのが大きいです。自然には虫が付き物ですよね。
祖父母の家が自然豊かな山にあったのですが、そこへ行くと虫だらけ。半泣きになりながら逃げ回っていたのを思い出します。
虫嫌いということがなくても、そもそも草花にあまり興味が無かったように思います。

そんな私も最近少し変わってきたようです。

春に北陸新幹線が開通しますね。私の家のそばも通っていて、散歩をするとき少しずつできていく様子を目にしていました。上越も都会になっていくのかなとドキドキワクワクしています。
しかし、最近になって少し寂しさも感じるようになったのです。それは高架下がアスファルトで舗装されてしまったからです。舗装前は雑草が生え、野花が咲いていました。アスファルトだとこんなに風景が違うものかと驚きです。何だか殺伐とした気持ちになります。
この寂しい気持ちは何故だろう…。
振り返れば「可愛い花だな」「こんなところにふきのとうが!」などと楽しく散歩していたのを思い出します。

それで気付きました。私、いつのまにか自然が好きになっていたんだ、と。

きっと花が好きな母の影響です。渋々花を植える手伝いをしていましたが、その花が元気に育っているのを見るとほんの少し嬉しくなります。
それから道端に咲く野花や木々にも目がいくようになった気がします。
時々山や高原へ行って景色を眺めたりもします。

今では自然もいいものだと思うようになりました。虫は苦手なままですけどね。

ふたばの芽〜自然との付き合い」への2件のフィードバック

  1. 毎日、目にする小さき命は、あまりに身近で、ある日なくなると、それがとても好きだということに気がつきます。高架橋の下に咲く花々は目立たないように居ますが、そこに咲くからこそ、独特な美しさを放っていますね。私は、鳩が大嫌いなのですが、今日、ヒマラヤ杉に鳩が六羽雨宿りをしていました。建物から下を覗いて目にしました。雨風がひどいのでここにいたのだと思います。毎日眺める景色ですが大嫌いな鳩がいたのは初めてです。雨風に困惑する鳩達がかわいそうに思えました。少し遠くから物事を眺めると、気がつかなかったものが見えますね。母親の好きなものが、自分の中に自然としみ込んでいることを知ると、私の私らしさがとてもかけがえのないものに思えてきますよね。

  2. きっと花が好きな母の影響です。
    と、ありますがそうなんですよ。
    みな影響がある。 生きることは影響を誰かに与えている。
    怖いですね。こわいですね。 影響。
    言葉には気をつけましょう。
    虫は可愛いよ。  腹の虫 が鳴くよ。可愛い腹の虫。
    グーとなくかな。きゅうかな。  へなへな かな。

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