以前のDVD視聴会の際、若者に「皆に見てもらいたい、または一緒に見たい所持ソフト」の紹介をお願いしたところ、一人の若者がDVDを持参してくれたので視聴会を行いました。
「夜回り先生‐水谷 修」 テレビなどにもよくでている方なので知っている人も多いと思います。
主にシンナー、覚せい剤などの薬物汚染から若者たちを救う活動をされている方です。
薬物依存の深刻さと、自身が関わってきた若者達の話は重く衝撃的なものです。
そこにいたる入り口は、やはり「悩み」なのです。その苦しい現実からの逃避の過程で薬物にのめりこんでいって、やがては身も心も廃人と化す。
瀬戸際で防ぐことと、依存症になってしまった者へも手を差しのばすことの重要性、
若者達の苦しみも当然の事ながら、水谷氏のすさまじい苦悩と葛藤も映像を通して語られています。
「悩み」を解決することの前に、まず”語る””言える”ことのできる場がもっと必要なのでしょうね。
居場所に来る若者もそれぞれに「悩み」を抱えてる人が多いと思います。
悩んでいる、困っているということをお互いに知っていますから、他の人に言いづらいようなことも話やすいのではないでしょうか。いい機会ですから、少しづつお話してみるのもいいかもしれません。