クリスマスコンサート

12月25日うちの実家北出丸でクリスマスコンサートを行いました。
24名の参加がありました。ヤマハのオリジナル楽器、ヴィオネラ教室の美人二人組さんも参加。この楽器は、大正琴のような、ギターのような音色です。懐メロ、クリスマスソングを披露して頂きました。みんなで、模造紙に書かれた歌詞を見ながら、合唱もしました。
その後は、マジックショーです。お年寄り達の笑いが絶えません。サンタ帽をかぶり、参加者と話しをしながら、進んでいきます。勿論、助手も、参加者です。どちらの方も、みんなで楽しむ事を大切にしています。
感動の後は、若者が手作りをしたシフォンケーキでお茶会です。

本年度の最後は、家主さんのご家族、若者達、大勢の地域の皆様と楽しく交流が出来ました。

 

1月8日  13時~   (午前参加も可能)
「まゆだま飾り」を行います。

北出丸の大掃除

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■季節の中での活動

大雪の中、当NPO会員様が北出丸の大掃除をして下さいました。
窓ガラス、欄間拭き、少しづつ物を整頓すると、綺麗になり、以前とは違った雰囲気です。
ホワイトボードも、来週のクリスマスパーティー用に飾りつけてもらいました。
大掃除、クリスマスの準備、こちらを利用するようになり、9ヶ月が過ぎましたが、季節を可能な限り追いかけました。

■タクシー内では程良いコミュニケーションが大事

若者が、某タクシー会社の方から、仕事の説明を受けました。
タクシードライバーになるには、二種自動車運転免許の実技を新潟市の合宿教習所で取得します。その後、上越市で、ペーパー試験を受け、免許を取得します。タクシー同乗研修を2週間ほど受けて一人立ちをします。
8時~13時までは、高齢者の通院送迎が主業務になるそうです。
タクシーの中では、程よいコミュニケーションが効果的で、運転主が話し過ぎることも、お客様を疲れさせます。ドライバーのほとんどが、最初は話しが苦手な方のようです。
介護タクシー部門もあります。先週、若者同士で、二種免許とは何だろう?免許取得可能というタクシードライバー求人はどのようになるの?などみんなで頭を傾げていましたが、やっと理解出来ました。

ふたばの芽〜自然との付き合い

皆さんは自然は好きですか?

私はあまり好きではありませんでした。田舎より都会に憧れます。
自然が好きではない理由は虫が苦手だからというのが大きいです。自然には虫が付き物ですよね。
祖父母の家が自然豊かな山にあったのですが、そこへ行くと虫だらけ。半泣きになりながら逃げ回っていたのを思い出します。
虫嫌いということがなくても、そもそも草花にあまり興味が無かったように思います。

そんな私も最近少し変わってきたようです。

春に北陸新幹線が開通しますね。私の家のそばも通っていて、散歩をするとき少しずつできていく様子を目にしていました。上越も都会になっていくのかなとドキドキワクワクしています。
しかし、最近になって少し寂しさも感じるようになったのです。それは高架下がアスファルトで舗装されてしまったからです。舗装前は雑草が生え、野花が咲いていました。アスファルトだとこんなに風景が違うものかと驚きです。何だか殺伐とした気持ちになります。
この寂しい気持ちは何故だろう…。
振り返れば「可愛い花だな」「こんなところにふきのとうが!」などと楽しく散歩していたのを思い出します。

それで気付きました。私、いつのまにか自然が好きになっていたんだ、と。

きっと花が好きな母の影響です。渋々花を植える手伝いをしていましたが、その花が元気に育っているのを見るとほんの少し嬉しくなります。
それから道端に咲く野花や木々にも目がいくようになった気がします。
時々山や高原へ行って景色を眺めたりもします。

今では自然もいいものだと思うようになりました。虫は苦手なままですけどね。

見たことのないゲームソフトを 発見

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●見たことのないゲームソフトを 発見!

若者が見たことのないゲームソフトを 発見しました。1993年のサッカーゲームでした。それを入れる機械も、初めて目にします。
悩みながらコードとリモコンをセットして、作動しないので、ソフトと機械を揺すぶってみました。
若者は、二十年前のサッカーゲームに、豪快な笑い声をたてています。
取説のない昔のゲームに、自分の感覚を頼りに挑戦していました。
昔のゲームが面白いと家主の息子さんがこちらに置いてくれたものです。
何が何だかわからない昔のゲームに、若者が惑わされています。悔しさが入り混じる笑い声が 北出丸に広がります。

 

●ストレス緩和の仕方

本日は、懐かしい人の訪問がありました。
「理事長に久しぶりに顔を見せようと思って」とその若者は、言いました。「秋から派遣の仕事をしています。1日7時間~8時間です。カメラを作る仕事です。最初は適当に、続けていくうちに、だんだんとしっかり覚えていけばいいんです。」
仕事をする上でのストレス緩和の仕方をわかりやすく伝えてくれました。
『いいかげんという言葉の真ん中に湯という言葉を入れてみよう』→『いい湯かげん』になります。
初めての仕事は、誰でも上手くこなせません。出来なくても当たり前、その事をゆったりとした気持ちで受けとめる自分が必要です。

 

●パン作りは難しい

本日のパン作りは、私が行いました。
若者から頂いた炊飯器は、パンの発酵機能つきです。それを試したくて。でもなかなか上手くいきません。鍋にお湯を張り、ストーブの前で発酵させました。たみさんのパン焼き器を使い、香ばしい味に仕上がりました。

 

12月18日  午前~大掃除をします。雑巾を一枚持参して下さい。

ふたばの芽〜「秘密の花園」バーネット 著/土屋京子 訳

苦手な冬がやってきました。土日で一気に根雪になり、寒さが身にしみます。
冬特有の鈍色の曇り空が何日も続くと気が滅入ります。けれど、春のあの豊かさと鮮やかさを思うと冬のいうのは耐える時期なのかなと、ぼんやり考えながら雪かきをしています。

今日は先日読んだ本を紹介します。
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「秘密の花園」バーネット 著/土屋京子 訳 (光文社古典新訳文庫)

インドに住んでいるメアリはそこで父母を亡くしたった一人残された彼女は、イギリスのヨークシャーにある大きな屋敷に住む叔父に引きとられます。そこで叔父の亡き妻が大切にしていた庭園を見つけます。

この物語のキーワードは「笑い」と「魔法」。

メアリが屋敷内の広い庭園や菜園を散策していると10年間手つかずにされた庭園を見つけます。彼女はそこを秘密の花園と名付け、毎日通うようになります。日に日に食欲も増えて屋敷の人とも話すようになり、よく笑うようになります。静まり返っていた花園が冬から春にかけて少しずつ色づきはじめ地面の下から草花が芽吹き豊かになってゆく様を見て、彼女は心を躍らせます。
自ら体を動かして行動すること、人と話し声を出して笑い、目の前で生きている自然の豊かさに触れること。こうした体験は当たり前だけれど、とても大事なことです。それが子供でも大人でも。

もう一つのキーワード「魔法」は叔父の息子コリンに関係しています。
病弱で寝たきりのコリンはいつも”良くない魔法”を使っていました。自分は長く生きられない、そのうち死ぬんだと、気のふさぐようなことにばかり思いを巡らして。彼はメアリと出会い屋敷の外に広がる自然の豊かさを知り、だんだんと生きる気力を養ってゆきます。
魔法の第一歩は『きっといいことが起こる』と口に出して言ってみること。
上手くいかないかもしれない、失敗するかもしれない。そういうことを実際に口に出すと、それは”良くない魔法“となって自分の身に降りかかってくる。
大げさかな。自分自身、何度となくそういう悪い連鎖に陥ったことがあるので、ただのフィクションだと割り切れずにいます。
この物語を読んで、小さいけれど大きな力をもらいました。

皆さんもよければ手に取って、暖かい場所でお茶を飲みながらこの物語を楽しんでみてください。