早いもので、いるかな図書室を開いてから、2ヶ月目です。一日があっという間に過ぎます。
若者が、自然に自分のマイカップを持って来て、置いて帰るようになりました。
自分のしたい事をして帰る。
自分のマグカップを作ってみたら?
陶芸教室に通っていた頃、ざっくりとした様々なカップで頂くお茶の美味しかったことを思い出しました。
北出丸のご近所に陶芸窯があるので訪問しました。
陶芸は、コストがかかるので、北出丸で形成をして、釉薬がけと焼成をそこでお願いできないかと。
心よく引き受けて頂きました。
『人と関わるより、自然や花と接している時間の方が長いのですよ』と先生は、言いました。
人との関わりは、生活の中のごく一部であることを感じると人間関係のトラブルは、小さな事だと感じました。
理事長が言う自然と向かいあう大切さは、こんな意味があるのかと思いました。
音の違いがわかる方から、ギターをチューニングしてもらいました、そのおかげで理事長は、若い頃を思い出してギターを弾いていました。朝一番にプリンを作り、昼のために冷蔵庫に入れてくれた方、美味しかったです。
テーブルのノートにメッセージを残してくれた方、絹さやの草取りをしてくれた方、
北出丸は、今日も暖かい物語に包まれています。
『私の昔話』
東京で学生をしていた頃、なんだか友達と上手くいかないのです。
友達と話はしますが、何だかいつも一人ぼっちの気がして。
別の学校で体育の講師をしていた先生と知り合って、夜は自分がする趣味の居酒屋に毎日来るようにと言われました。
そこで様々な話を聞かされました。
そこではじめて知った馬上杯、戦国時代の杯。写真の中の一番右です。昔の武将が使っていたんです。縄を通す穴があいています。首から下げたらしいです。そこにロマンを感じて陶芸を始めたんです。私の宝物の馬上杯です。