9日伴走舎理事、新潟パーソナルセンターの市嶋彰さんから講演して頂きました。
高校受験をきっかけに、自分は何にも変わっていないのに、評価基準が違うだけで全く違って見られてしまう。就労をするという事にとらわれるのでなく、自分を生きる事、生死とは何か、人の本質について見つめる事が大切である。
若者や子供達は、周りが変化したら、生きれる人が沢山いる。癌による苦痛があるが、人の悩みに答えられる限り相談支援を続けていく。自分が死んだらどうなるのか、若者は、何にもなくなると感じる。亡くなったらご先祖様になるという広い視野をもつ事で、自分の存在が未来の多くの人と繋がリ、自分に自信が持てるようになる。
ワークを通して、支援する際、心を開いた時期に、程よい距離を意識し関わらないとその人が見えにくい事を学びました。今回は、北出丸様のお陰で、地域の方々と交流が持てました。
癌の末期でも、自分を生きる事に毎日向き合う姿に参加者は心を打たれました。市嶋さんに会いたいと直感で、どうしたら講演会を設ける事が出来るだろうか?難しいように思われました。
しかし、人と人とは自然な形で繋がっていました。すぐにたどり着けました。一週間前は、体調が優れず、講演出来る状態ではなかったようです。生きる力に寄り添いながら、このNPOをやる事が、これからの私達の姿かなと考えさせられました。
「シラビソの森に抱かれて」市嶋 渓風
こちらは、市嶋さんの小説です。
講演会のポスター、岩魚を抱えた市嶋さんの笑顔の訳がわかりました。