マイカップ

早いもので、いるかな図書室を開いてから、2ヶ月目です。一日があっという間に過ぎます。
若者が、自然に自分のマイカップを持って来て、置いて帰るようになりました。
自分のしたい事をして帰る。
自分のマグカップを作ってみたら?

陶芸教室に通っていた頃、ざっくりとした様々なカップで頂くお茶の美味しかったことを思い出しました。
北出丸のご近所に陶芸窯があるので訪問しました。
陶芸は、コストがかかるので、北出丸で形成をして、釉薬がけと焼成をそこでお願いできないかと。
心よく引き受けて頂きました。

『人と関わるより、自然や花と接している時間の方が長いのですよ』と先生は、言いました。
人との関わりは、生活の中のごく一部であることを感じると人間関係のトラブルは、小さな事だと感じました。

理事長が言う自然と向かいあう大切さは、こんな意味があるのかと思いました。

音の違いがわかる方から、ギターをチューニングしてもらいました、そのおかげで理事長は、若い頃を思い出してギターを弾いていました。朝一番にプリンを作り、昼のために冷蔵庫に入れてくれた方、美味しかったです。

テーブルのノートにメッセージを残してくれた方、絹さやの草取りをしてくれた方、
北出丸は、今日も暖かい物語に包まれています。

『私の昔話』
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東京で学生をしていた頃、なんだか友達と上手くいかないのです。
友達と話はしますが、何だかいつも一人ぼっちの気がして。
別の学校で体育の講師をしていた先生と知り合って、夜は自分がする趣味の居酒屋に毎日来るようにと言われました。
そこで様々な話を聞かされました。
そこではじめて知った馬上杯、戦国時代の杯。写真の中の一番右です。昔の武将が使っていたんです。縄を通す穴があいています。首から下げたらしいです。そこにロマンを感じて陶芸を始めたんです。私の宝物の馬上杯です。

旬、絹さや、そして柏餅

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雨降りの後、旬を迎える筍。皆さん、どうやって皮を剥きますか?
食材担当のおばさんと若者は、一枚一枚はがすのだと言うのです。理事長から、筍の下ごしらえを教わりました。
おこわ、筍汁を作り、剥いた筍を家主に差し入れました。
すると、若い人の舌に合うようにと、ウインナー入りの酒粕を使った煮物を作ってくれました。こんな食べ方があるなんて、びっくり。

北出丸農園は、絹さやの棚が出来上がりました。
家主が植えた不思議なものがありました。野菜かな?花かな?とみんなで思いをめぐらせました。

高田公園に、柏餅と焙じ茶を持って散歩です。
若者はこしあんを、年よりは粒あんを頂きました。

今日もやはり大忙しの居場所になりました。
明日から、職場の研修に入る若者がいます。
みんなで、マニュアルとパンフレットを見ました。
次は、北出丸の看板を作ってあげたいなと。提案がありました。楽しみです。

板倉で摘んだ山菜

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家主の山、板倉で摘んだ山菜を、お味噌汁にしてご馳走してくれたご近所のマダム、有り難うございました。
こごみを湯がいて、お味噌汁に。あざみも入っていました。ふきのとうから伸びた茎をお浸しにしてあるのです。
山菜が、出始める時期を感じれる心の余裕は、素晴らしいですね。

北出丸農園に先週植えた絹さやを見に行きました。
お隣の畑のおじさんが、絹さやは直播きでここでは大丈夫だと、畑を見せてくれました。
隣の団地に住むご夫婦は、芽だしをしたジャガイモを植え付けていました。七人家族の食卓に育てた野菜が並ぶそうです。
沢山の人と出会えるこの場所は、なかなか忙しい場所です。

絹さや

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理事長が毎日励む不耕起栽培、ご自宅の畑で育てた絹さやから種を取り、発芽した幼い絹さや。皆で植えました。
夕方忘れ物を取りに戻った北出丸さん、畑の絹さやが気になり、見に行きました。
桜の花びらが絹さやといるのですよ。
初めての場所で、私達のために植えた絹さやどんなふうに育つのか、楽しみです。

お昼は、カレーを作りました。本当は皆さんと何を作る?と話し合ってメニューを決めたいのですが、予算節約のため、スタッフが調達した材料で作るのが現状です。今日は美味しく頂けたと自分の体と心の状態を知ることが出来るのが食事です。だから、ここでは同じ物を食べて、相手の状態を知ることも大切にしています。

おこわが餃子に・・・

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今日のいるかな図書室、女性の方が、ご自身の本棚から選び抜いた本を棚入れしてくださいました。ある短編が実に、不思議。短編は、一気に読みこなすのが、面白いですね。

また、お昼は、おこわのはずだったのが、お釜の内釜を忘れて、巨大餃子の手作りに変更、皮から作ってみました。効果的に焼くときちんと仕上がるのです。

その後は、自分のために過ごしました。
家主さんのお顔も拝見しました。
お城の桜は、満開。